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常磐線   特急ひたち 進化の歴史 [電車装備]

鉄道技術史といううと新幹線の歴史などがスポットライトを浴びる。

在来線はその意味では脚光を浴びることは少ない。

ですがどうでしょうか。

在来線の鉄道技術には目を引くようなものがないのでしょうか。

そんなことは決してありません。

在来線設計技術者も、日夜頑張っていることが次の記事でよく分かると思います。





久しぶりに出張で水戸に行ってきました。

その際、新型のスーパーひたちに乗車しましたので、覚えているうちに感想をまとめました。

この車両は、2012年日立製作所製の車両型式 モハ-E65-6です。

以下、車両全体から始まり車室、内装設備、アメニテイ設備など中心にまとめました。


これらの技術は、もっともユーザーの関心の的ですから!




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①一旦車内に入ると、まず電光表示板が目に入ります.間断なくニュースを流しています。

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②シートのレイアウトは、2列+2列のレイアウト。その間を販売用ワゴンがギリギリ押して歩けるほどの通路があります。ワゴンを操るお姉さん狭い通路で大変ですね。

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③シートはピローカバーもついた清潔感があるシート。
ただ座り心地はいまいち。首都圏を走る電車の中で、
京急の快速特急などに採用されているシート構造が私は好きです。
シートに接する臀部、太ももの下面の面圧がほぼ一定だからです。
なかなか普及しないところを見るとあまり歓迎されないのかな。
各シートバックにはフックが付いており、スーツがかけられるのは大変便利です。
窓際のフックはどうしても窓際に着座する相手に遠慮が働くので。

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④シートバックには、車両設備のパネルが埋め込まれており、
乗車車両は何号車とかトイレの位置とかが直ぐ分り大変便利。
そのほか特筆すべきは、アームレストの先端に、リクライニング用のボタンに加え、
パソコンなどが使用できるようにコンセントが備えられています。

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⑤天井の構造と照明は写真の通りです。
天井構造は直線基調のすっきりしたデザインで、、照明は半間接照明が基調となっています。
出発後間もなく、車内販売の方がワゴンを押しながら飲み物などの販売に来ました。

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⑥一時間ほど退屈なので、スーパードライの缶350CCとおつまみを買い、
乾いた喉を潤しました。

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⑦ビールを飲んだら、自然が叫ぶのでトイレに行きました。
トイレは一言で言って綺麗で多くの機能が、コンパクトにまとめられています。
この車両開発に使われたコンパクト化技術は注目されますよ。
先ずは内鍵ですが、驚いたことに点字表示がありました。
JRさんこの気遣い優しいですね。

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⑧これは赤ちゃんのおしめ交換台で、閉って居る時と利用時の状態を示しています。

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⑨これは、子連れのかたが利用する乳幼児の簡易椅子。
狭い空間によくレイアウトされていました。

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⑩このトイレには、便座をクリーニングするペーパが備え付けになっています。
点字でも使用法が読めるように配慮されています。

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⑪これはトイレットペーパー。
その脇にはトイレを流す際に使用する大きな押しボタンの周囲が
電光表示されるようにレイアウト。
他にトイレで気分が悪くなった場合に備え
非常時使用のインターホンがあります。
なかなか気配りが行き届いています。

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⑫これは便座の写真。故障や清掃等を考えてか、
シャワー機構、暖房機能などはなくシンプルそのもの。


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下の写真はふたを開いた時のもの。容器はステンレス製?のようです。
   
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⑬これは男子専用の小便器。掃除が行き届いており大変清潔な感じでした。


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⑭これは化粧台。半間接照明で影ができないように設計されていました。
女性にも優しい化粧台!

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⑮これはゴミ箱。分別回収できるように設定されています。
今の時代常識化していますが・・・。

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⑯これは、消火器です。ゴミ箱も消火器もすべて埋め込み式となっており、
非常にすっきりした感じのインテリアデザインです。
という訳で1時間6分の乗車時間はあっという間に過ぎました。



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久しぶりの常磐線を走る特急に乗車しましたが、

アメニティ設備の充実には目を光らせるものがありました。

スピード競争も大事ですが、

このようなアメニティ設備とのバランスを取ることが、

サービスの基本と思いました。





⑰出張帰りのお土産として、

女性用に水戸の銘菓「水戸の梅」と「吉原殿中」を求めました。

自宅でも賞味しましたが、相変わらず昔ながらの美味しい味を維持していますよ!


⇓画像をクリックすると「水戸の梅」「吉原殿中」の販売店に飛びますよ⇓
  


⇓男性用には、日本一の輝いた木内梅酒を求めました⇓





⇓水戸市のお宿は駅近のコチラ⇓

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